姿勢
猫背や首だけ突き出すような姿勢は声量や発声に悪影響を及ぼします。胸を張って真っ直ぐに立つのが基本です。そのとき両足のかかとは、こぶし一つ分空け、つま先は外側に向けます。足はどちらかに比重を置くことなく、両足で全体重を受け止める意識を持ちます。
この姿勢が辛い人は、使用している諸筋肉が緊張している証拠です。
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選曲
自分の声域(自分が出せる声の高低範囲)に合ったものを選びましょう。無理なく出せる範囲で歌える曲が最適です。まずはピアノなどで、自分の声域を確かめてみましょう。
また音程にあまり変化のない曲を選ぶ方法もあります。テンポがひどく早い曲なら、発音やリズムに自信のある人は挑戦しがいがあります。逆にテンポが遅い曲は、総合的な歌唱力に自信のある人向きです。
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発音
普段、人と話している調子では歌の説得力や歌声としての伸びもうまく表現できないので、口の開け方から見直してみましょう。
声が外に出されるまで何の障害物もなく、口の形を変えるだけで出る音を母音、そうでないものが子音です。ですから比較的「あ行」の音はハッキリ聴こえても、それ以外が不明瞭になりがちです。子音は殆ど母音と結びついているので、例えば「さ」(S+A)の「A」を普段の会話より意識して言うように、口の形を正しく開いてみましょう。かなり歌詞も明瞭になってきます。
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呼吸法
発声には主に腰筋、腹筋、胸筋、背筋。頸筋が使われます。それらの筋肉に刺激を与え、横隔膜を活躍させるのが腹式呼吸です。腰に手をあて、鼻から空気を吸い込んだ時にふくらめば、それが腹式呼吸です。
空気を吸い込んだら意識的に息を止め、入った空気は無駄なく歌声に換えるつもりで発声練習をしてみましょう。息の吐き出し方と、息に声を乗せるバランスを感覚的につかめるようになれば、声がかすれたり裏返ったり、震えることなく歌声が安定してきます。
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収録
歌声を拾うマイクには、指向性があります。簡単に言えば音を拾う角度によって感度に差が出てくるということです。マイクにも様々な種類がありますから一概には言えませんが、一般的にマイクは口に直角に当てた方が声がダイレクトに伝わります。またマイクの感度を考えれば、大きい声や高い声の時は通常よりも離し気味にし、逆の場合は近づけるようにして、通常は5cm程度離すと無難でしょう。

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