<ポピュラー音楽>
伝統的な音楽以外の、音楽ジャンルの総称。広く一般に受け入れられている音楽のこと。クラシックや民謡が除かれることに加え、場合によっては演歌やジャズも除かれる。大衆音楽とも呼ばれる。
<演歌>
五音音階を用いる曲が多く、日本人の琴線に触れる旋律や歌詞に特徴がある。また、こぶしを利かせる楽曲も多く、独特の力みが込められる。
<アニメソング>
アニメの主題歌など、アニメ作品に関連する楽曲。
<歌謡曲>
主に昭和時代にレコード、テレビ、ラジオを通じて広まった流行歌で、演歌やJ-POPとも異なる趣を持つ。
<ムード歌謡>
戦後、ジャズやラテン系の音楽を演奏していたバンドから発達したジャンルで、アフターファイブの世界観が特徴。歌謡曲の中に含まれる。
<リズム歌謡>
主に中南米、北米のダンス音楽のリズムを用いたのが特徴。歌謡曲の中に含まれる
<J−POP>
日本の、主に若い世代が共感する世界観をもち、商業ベースに乗った音楽のこと。平成以降、歌謡曲にとって代わった感がある。
<ヒップホップ・ミュージック>
既存の曲を再構成するなど、いわゆるサンプリング技術を駆使した音楽にラップを乗せたものなどを指し、ニューヨークが発祥の地。
<R&B>
リズム・アンド・ブルースのことで、アフリカ系アメリカ人の音楽の呼び名。ゴスペルやジャズといったアフリカ系アメリカ人の音楽がリズム、旋律共に洗練される形で展開している。日本のR&Bはそれらの輸入から発展。
<ロック>
R&Bなどの影響を受けたサウンドを出発点に、時勢への反抗などといったメッセージ性に特徴を持つ。主にドラム、ベース、ギター、ボーカルなどのバンドスタイルである。
<グループ・サウンズ>
欧米のロックグループの影響を受け、1960年代の日本で流行したもの。
<ニューミュージック>
まずはシンガーソングライターであることが特徴。従ってこのジャンルに共通するリズムがあるというより、個々のアーティストの歌詞や旋律が重視されてくる。1970年代から1980年代に隆盛。一方で発達したテクノ系(電子楽器を駆使したダンサブルなもの)と異なるサウンドを持つのは、フォークが源だからである。
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